Writing

Profile

1994年千葉県生まれ。桐朋学園大学音楽学部卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程修了。修士論文はシューベルト。これまでにピアノを門脇潤子、菊地邦茂、寿明義和、岡本美智子、田部京子の各氏に、室内楽を川村文雄氏に師事。在学中、桐朋学園表参道サロンコンサートシリーズ、大学ピアノ専攻卒業演奏会、大学院Fresh Concertなどの演奏会に出演したほか、桐朋ピアノコンペティション第3位、ショパン国際ピアノコンクールinASIA(大学生部門)アジア大会銅賞、熊谷ひばりピアノコンクール金賞及び埼玉県知事賞、東京ピアノコンクール優秀伴奏者賞、かさま音楽賞などを受賞。

演奏会では演目全体を通じてひとつの世界を表現する独創的なプログラムに定評があり、2022年12月には「夜、闇と光」、2023年9月には「生と死、美と死」をそれぞれテーマとしたソロコンサートを開催、好評を博した。

専門のピアノ音楽を中心とした幅広いジャンルの音楽評論やエッセイを執筆。芸術の魅力や可能性を散文を通して思考、表現する試みを行っている。東京国際芸術協会会報「Tiaa Style」では2019年の1年間と2021年下半期の半年間、エッセイ・評論の連載を担当、好評を博した。2021年、寿明義和氏のアルバム『EINEN NEUEN WEG~新しい道を~』のブックレットにエッセイが掲載される。これまでに執筆した散文の多くはnote(https://note.com/shinomuray/)にて公開中。

活動は多岐にわたり、実技指導、音楽講座、コンクール審査なども手掛け、文学、映画、社会問題など音楽以外の分野にも積極的に言及している。

Piano lesson

継続レッスン(月2~3回)、演奏会やコンクール、音楽学校受験前の単発レッスン、セカンド・オピニオンとしてのレッスン(小学1年生~)。

生徒様宅、または千葉県内等の音楽スタジオや施設での出張レッスンの形になります。

■1レッスン(60分)¥5000

・継続、単発、年齢問わず固定 ・延長は30分単位(料金は¥2500ずつ+) ・交通費、会場代別途徴収

レッスンにあたって

日ごろからレッスンでは、あくまでも受講生ひとりひとりがレッスンに望んでいるものを一番大切にしながらも、音楽の基本的な捉え方や文法、作品の構造といった論理的なこと、そしてそれらの理解をいかに演奏に反映させるのかという実践的なことをお伝えしています。それぞれの思い描く演奏がどんなかたちであれ、それを実際に具現化するためには、これらの力がどうしても必要になるからです。

その過程では、何より音楽を「感じる」ということを大切にしているつもりです。作品から何を感じるのか? 作曲時に作曲家は何を思い描いていたのか? 演奏とは、作品や作曲家との時空を超えた対話にほかなりません。そのなかで、もしかすると作曲家本人は意識していなかったかもしれない作品の「声」までも聴き取ることができるかもしれません。そのときに、前述の基本的な音楽力とでもいうべきものが、対話をより円滑に、深いものにしてくれるのです。

「教わったことの再現」に満足せず、作品や作曲家と自ら対話をしようとすることで、結果的に、感性と知性が磨かれ、それはひいては、音楽を離れても、時流に流されず自らの耳目でものごとや「人間」を捉えようとする精神に繋がり得るはずです。

専門の方と趣味の方とで、求められるレベルや厳しさの差はあるかもしれません。しかし、述べたような音楽の対話には専門も趣味もありません。自らの手で音楽に触れ、作曲家と対話するという経験は、人生に確実な影響を与えます。

レッスンは、ピアノの指導という形をとりながらも、受講生が音楽という「他者」との対話をするための一助になれればと思っています。

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Contact

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